建売住宅の重要なチェックポイント

まだ建っていないマンションの契約が「売買契約」というのを別にすれば、建売住宅というのは「既に建っている住宅」ということができる。

洋服でいえば、「誂え」ではなく、「既製服」ということになる。買い方も、既製服の買い方と同じだ。この買い方を、専門的には「現状有姿の取引」という。したがって、洋服がそうであるように、既製服を前にして、ここに傷がある、ここが綻びている、ボタンが取れている、色が良くない、デザインが古いなどと言わないだろう。

住まいでもいえない。ここが注文住宅の買い方との基本的な違いだ。だから、普通の既製品を購入するのと同じ方法で買いたい。

一、これしかないの?展示品で汚れてもいるからもう少し勉強してくれないか。

二、ここが割れているけど、現品しかないのなら直してくれる?そうして少し勉強してくれると助かるけど。

三、ボタンがぐらぐらしているけど、つけ直してくれないか。

この台詞も、既製服を購入する一般的なものだ。住まいも同様だ。直きせるか、値引きさせるか、購入するのを止めるかのいずれかだ。では、瑕疵は認められないのかというと、そうではない。購入するとき、分からなかった隠れた重要な瑕疵が発見きれた場合は、売り手は瑕疵の補修・賠償請求に応じなければならない。その保証期間は、住まいで概ね2年となっているようなので、専門家に同行してもらって購入することをすすめる。