「アルバイト」と「パート」の違いはどこにあるの?
|生活の雑学

2014-04-16更新

アルバイトにしるパートタイマーにしろ、正規の社員ではなく、
臨時雇い、時間給でギャラをもらうことが多いなど、共通点の多いこの二つだが、
使われはじめた歴史は、アルバイトのほうがかなり古い。
最初に使い始めたのは大正時代で、ドイツ語本来の労働とか労作という意味から、
学問上の労作である論文、研究業績などの意味で使われていた。
その当時の学生が、学んだドイツ語をスラング的に使う習わしがあったようで、
それが昭和になると、学生の内職、本業以外の臨時仕事の意味で使われるようになっていくOつまり、その人の本分はほかにあって、お金を稼ぐのは片手間にしていること・・…・
というときの使われ方だった。
パートタイムというシステムが入ってくるのはアメリカからで、
一九五○(昭和二五)年に当時の電電公社が、電話交換手を採用したのが最初という説がある。
五四年には東京都が臨時雇いを採用したのも、パートでだった。
同じ年にデパートでも三時間勤務の店員を募集したというから、Ⅱ本の経済成長とともに、短時間でもいいからという労働力が求められるようになり、パートが定着したようだ。
法律的に概念ができるのは平成五年で、パートタイマーを対象にした法律ができ、そのなかでは普通に一展用されている人より労働時間が短い「短時間労働者」という日本語が使われている。
これは、フルタイムで働く人と区別するための用語で、
アルバイトとはまったく別の見地からの概念だったのだ。
学生アルバイト募集などというときも、仕事としてはパートタイマーというのが正式だが、
税金面などでどちらかが有利といった差がつくものではない。